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風邪と胃腸風邪について

風邪と胃腸風邪

体の外のバリアは体表。肌が大事な働きをします。
その働きは、体温の調節外の邪気から身を守ることです。
この働きに弱りがある、外の邪気が強すぎる場合、風邪症状を引き起こします。


胃腸は、内臓ということもあり、体内というイメージが強いけど、
実は、外から食べ物を入れ、外へ出すという、外からの物に直接触れる臓器でもあります。

なので、胃腸には外部からの細菌やウィルスの浸入に備えるための免疫機能がしっかり整えられています。
これらが外からの邪気、特に寒と結びついたり風の邪気と結びつくと胃腸の風邪の症状がでます。


東洋医学での風邪のメカニズム

風邪は、外の風の邪気が寒と共に体に入り込むことをいい、
東洋医学では、その風邪が体を侵して行く順番も示しています。
そのことを傷寒論と言います。

 
太陽経病

太陽経
体表、外のバリアのことを示し、
これに外の邪気が浸入したときに次の症状がでます。

☑︎発熱
☑︎頭痛
☑︎寒気
☑︎首肩のこわばり

少陽経病

体表の太陽経と少し内の陽明を行き来している状態。

☑︎口が苦い
☑︎喉の渇き
☑︎目眩
☑︎寒気と発熱を繰り返す
☑︎脇腹が張る
☑︎食欲不振
☑︎吐き気

陽明経病

太陽経の体表に浸入した邪気が治癒せず、少し内へと入り込むと陽明経に入り込む。

☑︎高熱(午後からの熱)
☑︎お腹の張り
☑︎口の渇き
☑︎便秘

太陰経病

外部からの邪気が内部の脾まで侵すと邪気は、寒と湿に変わる。

☑︎体の冷え
☑︎お腹の張り
☑︎腹痛
☑︎嘔吐
☑︎胃もたれ
☑︎下痢

ここが胃腸の風邪症状のところです。

少陰経病

外の邪気が少陰に属する心、腎に病変が起きる。

☑︎寒がり
☑︎四肢末端の冷え
☑︎横になりたくなる
☑︎消化不良の下痢

厥陰経絡

邪気は内まで進入し、病変は複雑になってくる。
肝に属しているが、胆と胃も絡んでいるため、症状は、肝胆と胃に現れる。


☑︎喉の渇き
☑︎胸が熱い
☑︎胸の締め付け
☑︎上半身は熱く、下半身は冷える
☑︎お腹がすいても食べられない
☑︎しまいには死に至ることもある

傷寒論と現代

昔は、衣食住の状態が劣悪だったため、風邪も悪化すると人は死に至りました。

なので、よく流行る風邪症状の経過を研究し、その症状、治療方をまとめて後世に伝えてきました。

そして、この風邪は上記の順序をたどるばかりではなく、
2つ、3つの症状が合わさって発症したり、体の弱い方はいきなり順番を飛び越えて深いところへ入るとも記しています。


高齢者や妊産婦さん、子供が胃腸の風邪にかかりやすいのはそのためでしょうね。
ちなみにインフルエンザの後に胃腸風邪にかかりやすくもなります。


最近は、風の邪気もかなり強くなって来ています。インフルエンザウイルスがその代表でしょう。

ちなみに胃腸の風邪のウイルスもノロやロタなど強烈なものが出てきました。

ウイルス学者によるとウイルスも絶滅しないために少しずつ変異しながらどんどん強くなっているのだそうです。


外の邪気=ウィルス、細菌に負けない身体になる為にも
◯身体に良い食べものを食べる
◯自然に逆らわない生活
◯適度に体を動かす
ことを忘れないでくださいね。


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2016/11/25

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