症例紹介

2017年7月26日 水曜日

急ピキッとくる首の痛み

・患者  
女性 Y.I  60代

・主症状 
2、3年前から左首〜左肩にかけて弦を弾いたようになる痛みが
ひどい時には30分程続く。

・その他の症状 



・過去に受けていた施術 
鍼灸治療、マッサージ




【1回目】
肩を触っても硬結はなく、左の背中に硬結。
前傾姿勢で首が前に突き出し、骨盤の開きもある。
体も細身で、すぐにお腹を下しやすいので食事には気をつけているとのこと。
生まれてきて便秘にはなったことがない。

背候診:右脾兪〜胃兪にかけての虚
腹診 :少腹の虚
脈診 :右関上沈

脾の昇清作用の低下によって内臓下垂が起きてしまっている。
過去に、自律神経失調症、更年期障害(ホットフラッシュ)も起きていた
とのことだったので、脾の強化をメインで治療。



【2回目】
1週間後に来院
治療後、弦を弾いたような首の痛みはなく
今朝ピキっと一瞬だけ痛みが走った。


【3回目】

1週間のうち2回ピキっとなる痛みがあった。
仕事が忙しかったのも影響していたのか。
左背部の硬結はとれている。


【4回目】

首の痛みはなかったが肩こりがある程度。
治療方針は変わらずに脾の強化。


【5回目〜】
ピキっとくる痛みは出る時はあるが、出ない日が増えてきた。
プライベートと仕事が忙しくなると首の痛みも強くなり、
腎虚も出てくる。そのため寝つきが悪くなることもあった。

脾虚をベースに腎も整えて治療を続けて症状の改善に努めている。



・考察
内臓下垂が影響して前傾姿勢になり肩首に負担が来ている。
なのでいくら肩や首をマッサージや直接鍼をしても症状が良くならなかったのでしょう。

局所のアプローチはほとんどせずに、脾の昇清作用を強化するように治療。
昇清作用が弱いため、肺や心の弱りが出ることもあり、
気血の化生ができず、体のエネルギー不足になる。
そのため腎の弱りが反応が出ることもある。


脾は消化・吸収・運搬を行っている。
臓腑と全身を栄養するエネルギーを輩出するところである。



脾を強化していかないと内臓下垂が治らずに、今出ている
主症状も改善は見られないので、継続して脾を強化する治療を続けている。




投稿者 いわなが整骨院 | 記事URL

2017年7月22日 土曜日

体の疲れがなかなか取れない。ほっておくと不妊の原因にもなります。

・患者  
女性 T.Y  40代

・主症状 
肩こり、頭痛、むくみ、膝痛、腰痛

・その他の症状 
不妊


・過去に受けていた施術 
鍼灸治療、マッサージ




【1回目】

右側頭部〜手の先までだるく、頭はズキズキする。
足は常にむくんでいる。特に夕方からパンパンになってくる。

3−4年前から不妊治療をしていて、今は休憩中。
そこから体重が一気に増加し、少し歩くだけでもすぐに疲れる。
足首がなくなるほどのむくみもある。

脈:左尺の弱り
舌:舌尖紅
腹:小腹の弱り
全体的に肌肉も虚

腎気をメインで治療。

【2回目】

前回治療後次の日には頭痛はなくなっていた。
肩こり、膝階段昇降時・寝起き時に痛みがあり、ギシギシいう。

今回生理後。
粘り気もあり、細かい塊も多い。
生理が終わった後でも体のだるさが続く。

腎をベースで考え、血を動かしつつ治療。


【3回目】

今朝側頭部痛、目のしょぼしょぼ感
体の疲れが強く、気力がない感じ
手のほてり++



【9回目】

仕事量がかなり多く、睡眠時間も削られていたけれど、
週末になると体がしんどく、頭痛も出ていたのが
今週はしんどさはあるけれどいつものしんどさよりはかなりマシ。
頭痛も出ていない。
夕方以降のむくみは++



・考察
腎陰虚として治療。
より気血の働きも良くするために脾も同時に補う。

仕事と不妊治療が重なり体力が低下したのでしょう。
そのため陰気不足として、時には陰血不足として頭痛や目のしょぼしょぼ感
が出てきてしまう。
その症状が出ないようにするためには腎の働きが正常な状態にならないといけないし、
妊娠も難しくなってくるのでそれも考慮した上で治療を続けている。






投稿者 いわなが整骨院 | 記事URL

2017年7月12日 水曜日

職場復帰をしたら、吐き気、胃腸障害が続き体がボロボロ、、、。

・患者  
女性 K.Y  40代

・主症状 
肩こり、首、背中、頭痛(吐き気)

・その他の症状 
バセドウ、不眠


・過去に受けていた施術 


・主な施術ポイント 
健脾養胃



 【1回目】
おとといから頭痛があり、3〜4回吐き気。
首〜背中にかけて重たくてガチガチになっている感じがする。
次の日に大事な用事があるのでどうにかして欲しいとのこと。

脾胃の働きをメインで調整。


【2回目】
次の日の用事はなんとか行けることができたが、
その日の午後からふわふわ感が出てきた。
午前中には下痢をし、左の肩が突っ張るとのこと。

生理前でもあるので肝の影響も出ている。
前回同様の治療+肝の疎通を整える。


【3回目】
胃の痛み、重たさ、気持ち悪い。
足の冷え、頭のモヤモヤ。

問診していくと、基本的に野菜メインの食事。
肉類はあまり食べていない。貧血傾向を疑われる。

少し眠りが深くなったように感じる。


【4回目】
頭痛はなく、お通じもいい状態。
睡眠も中途覚醒もなく朝まで眠れている。

前まで生理前に嘔吐と頭痛があったので今回も出ないか不安になる。


【5回目以降】
夜眠れるようになった。
体温調節がうまくいかず、ゾクゾクする日もあれば、暑くなる時もある。
症状としては、生理前に頭痛、胃腸障害が出てくる。



・考察
脾胃の弱りが強く、気血を作り出すことができないので
胃腸障害があり、風邪もひきやすい状態になっていた。
さらには眠れない日々が何年も続いていたので陰血不足にもなり頭痛やふわふわ感が
あったのでしょう。そのため生理の前に肝の働きが悪くなり嘔吐や頭痛も出ていた。

1年治療を続け、体の状態も安定してきた。貧血も今はなく、睡眠もしっかり取れている。
ただ、もともと脾胃の弱りの影響で胃腸障害が出ることがあるので
継続して健脾養胃をメインに治療を続けている。




投稿者 いわなが整骨院 | 記事URL

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