症例紹介

2016年7月29日 金曜日

日中、眠気でボーっとする。更年期障害?うつ病?


男性 S.Kさん 47才 豊中市在住


・主症状
十数年前から、日中も眠くボーっとすることが多い。頭がすっきりしないので、集中できない。



・治療歴
5,6年前に男性更年期障害と診断され、投薬治療。
3年前に鬱と診断され、投薬治療。

どちらも症状の改善が見られず、鍼治療に期待をかけて来院。



・主な施術ポイント

最初は肝腎を上げる治療をする。
次の段階として、肝の疎通を促し、胃の熱をとる治療、腸の巡りを促す治療をする。



・施術経過と内容

初回、脈をみると肝、脾、腎の脈が弱かったのでとりあえず、肝腎を上げながら、胃の調子も上げるように治療を行う。

3回目まで毎回の治療後は、頭のもやがやや晴れるらしい。


4回目、ストレスを受けてイライラ。来院までに頭痛、動悸、目眩も出ていたと言う。

せっかくよくなっていたのに、嫌なことがあって体調も最悪だと落ち込んでの来院。

脈をみると肝腎の弱さはまだあるが、少しよくなっている。その他、胃の実、小腸の滞りがある。

肝腎を助けながら、肝の疎通を促し、胃の熱を抜き、小腸の巡りを促す治療。

治療後は、頭痛、目眩、動悸は出なかったもよう。


5回目以降、食欲亢進が目立つ。
横隔膜を緩ませ、肝の疎通を促しながら、胃の暴走を落ち着かせる治療をする。



9回目、
3回の治療で食欲が落ち着いていたのに、仕事場で腹立つことが増えて食欲と眠気亢進、甘いものを欲するようになっている。
脚もつりそう。

肝気の疎通を促し、胃熱をとる。
今回は、2回の治療で食欲は落ち着く。

この時点で、日中の眠気、頭のボーっと感はほぼ出なくなっている。


13回目、左母指のピクピクが出始める。左上腹部のガス感、左季肋部、左腹直筋の圧痛を左公孫、解渓で取る。

以降、頭はすっきりし、その他の症状も落ち着く。



・考察
まずは、脈の状態から肝気の消耗から胃の気が弱り、腎陰も弱めたと考えられる。そのため、しっかり気が巡らず、日中の眠気、頭のボヤ感が続いたと思われる。

食欲亢進は、肝気の疎通力が弱く胃をコントロールできなかったため、

そして、親指のピクピクは、肝気の疎通力が弱くお腹に瘀血を形成したためと考えられる。

これらが順に改善したので、主症状の日中の眠気も出にくくなり、イライラして肝に負担をかけても症状が悪化することなく自分でコントロールできるようになってきたと思われる。



・治療ペース
最初は1週後に来院してもらったが、治療効果が良かっため、2週置きに(たまに仕事が入り、1カ月後になることも)。最後の5回は月1のペースで行ない、計15回で症状改善。



・喜びの声
イライラしても2,3日で収まるようになってきて、食欲も自分でコントロールできるようになったと喜ばれる。





投稿者 いわなが整骨院

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2016/11/25

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