スタッフブログ
2014年2月22日 土曜日
あくび
前回まで、陰陽五行について話してきました。
そして、今回のタイトルにあるあくびについての東洋医学的解説が陰陽の性質である陰陽消長と関係が深いのでご紹介したいと思います。
まず、
陰陽消長とは<陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる>ということです。
自然界では、太陽が水平線より昇っている時が陽で、太陽が水平線より沈んでいる時は陰です。
その陽の極まりは太陽が一番高いところに昇っている時、そう、正午の時です。その後は陰に転じてゆきどんどん日は沈み、暗くなっていきます。
暗闇の頂点、真夜中の12時が陰の極まり、そこから今度は陽に転じ、時間とともに明るんでいきます。
そして、小宇宙である人の生命体でもこの陰の時間帯には睡眠に入り、内臓(陰)に精(陰)を蔵(陰)していきます。
朝になると四肢(陽)を動かし(陽)、働きます。
ここで、もう一度思い出してください。<陰極まれば陽になり、陽極まれば陰になる>。
人間は、明るい時に身体を活発に動かすことで、夜中の深い睡眠ができ、夜に深い睡眠をしっかりとることで活動時に使う精力を蓄えることができるのです。
活発に動く=陽の極まり、深い睡眠=陰の極まり、この極まりが中途半端な時にあくびが出るらしいです。
最近、あくびがよく出てスッキリしない、なんだかダルイという方、まずは、日頃の生活を見直してみてください。
それでもダルさが抜けない方、自然界と連動している自律神経神経が乱れているかも知りません。そういう方は当院へご相談ください。
スタッフ 魚本
投稿者 いわなが整骨院